アクアリウムに魅力を感じている方々にぜひ届きますように…
日頃よりご来店ご利用誠にありがとうございます。
EARTHの日向でございます。
「熱帯魚の世界を慈しむ その2 」
ところで特に日本人は魚の命を軽視していると言われております。
いくつかの文化的で歴史的な背景が関係していると考えられます。
まず、魚は日本の食文化において非常に身近な存在。
魚を主食の一部として長く読まれてきた歴史があり、
日常的に消費されるためであります。
しかし「開高 健(かいこう たけし)」という人物が日本に
「キャッチ・アンド・リリース(釣った魚を河に戻す)」という思想を広めたあたりから
潮目があったように思います。
インド、東南アジア(タイやインドネシアなど)オーストラリアなど
宗教的な理由から動物の命に対する強い考え方が見られたり、
観光業が発展しているので、サンゴ礁や海洋資源を保護するための取り組みが進んでいたりと、
その国その国で資源から保護へと関係性の変化が訪れてなりません。
観賞魚の世界はどのように変化するべきか、
どこまでが倫理的な意識の引上げができるのか
非常に良い時代に生まれたなと思う今日この頃であります。