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2024.08.09
Hinata's コラム

100年後に始めるAQUARIUM#8

アクアリウムに魅力を感じている方々にぜひ届きますように…

 

日頃よりご来店ご利用誠にありがとうございます。

EARTHの日向でございます。

「死ではなく命を感じるpart2」

 

アクアリウムは、小さな生態系として、私たちに生物学の基本的なプロセスを垣間見せてくれる場です。

水草が光合成を行い、魚が酸素を消費して二酸化炭素を排出するという基本的な生理過程が、

水中での生命の循環を支えています。

この循環は、微細なバクテリアから大型の魚まで、あらゆる生物の相互作用によって維持されています。

しかし、アクアリウムに異常が生じると、私たちはその原因を突き止め、修正する必要に迫られます。

これもまた、生物学的な観点から言えば、自然界での進化の過程や適応のメカニズムと共通しています。

水質の悪化や外部からのストレスによって、藻の異常繁殖や病気の発生といった問題が起こると、

私たちはこれらを制御するために対策を講じる必要があります。

これも、自然界で生物が自らの生存を維持するために、環境に適応しようとする行動と本質的には同じです。

 

それでもなお、アクアリウムの中には、常に命が息づいています。

たとえ、どれほどの困難に直面しても、微生物から魚、そして水草まで、生命は新たな息吹を繰り返し生み出します。

生物学的なアプローチでは、これらの過程は遺伝子の発現や細胞の活動、さらには生物間の複雑な相互作用によって説明されます。

特に、微生物の役割は、環境の調整や生態系の維持において非常に重要です。

バクテリアが有害な物質を分解し栄養循環を促進することで、水槽内の生態系はバランスを保ち続けるのです。

この小さな水槽の中に広がる世界は、無限の可能性を秘めており、生命の奇跡を目の当たりにすることができます。

水槽内で繰り広げられる命のドラマは、私たちが自然とどのように向き合い、共存するべきかを考える契機となり、

生物学の視点からは、常に新たな発見と学びを提供してくれる場所なのです。

私はそのことを伝えられる立場でよかったと思う。

 

水草のオリンピック開催

https://tbg.kahaku.go.jp/event/2024/08mizukusa/

 

当店も出品中

鈴木さんと太田さんの作品がおススメ。

 

また来週

でわぁ~

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