【エイクホルニア・アズレア】¥3本1,000(8㎝以上)
「エイコホルニア」表記されたり
「アツレア」や「アジュレア」と表記されることも
学名:Eichhomia azurea
分布:南米広域・ブラジル・メキシコ
葉の形:線形(水上葉は倒卵型)
葉先の形:鈍頭
葉の付き方:互生
葉縁:全縁
全体の幅は30cmを超えることもあります。
池沼、河川などにある浮水性の多年草で、有名なホテイアオイと同じ種類です。
200年以上も前から世に紹介されはじめ世界に広がりました。
当時は花の美しさが評判で、切り花がシンガポールで売られていたそうです。
花弁は白色や薄紫、中心部を藍色に染めるとても美しい花でそうで
自生地では、時期が来ると水面を覆いつくし何気ないパンタナルの写真に写りこんでいたりもします。
また、水上葉は影を作り魚の住処としても重要な役割を果たしており、
エイクホルニア属を英語で「pickerelweed family」と呼ぶこともあるそうで
小型の魚の住処的な意味となっています。(ニュアンス重視)
水中と水上での草姿草体が驚くほど違う点が
本種の特徴の一つです。
水中葉は5mmほどの太い茎から線型の細長いテープ状の茎を互生させ、
数ある水草の中でもかなり独特な形状です。
※対生に見えるが互生なので注意。
強いインパクトはレイアウトの中に溶け込ませることが難儀。
左右に広がる葉の間から後ろが見えてしまうため
バックスクリーンや他の有茎草の前側に植栽しましょう。
使い方には注意しないとあっという間に
水上化してしまいます。
浮葉の葉柄断面はスポンジ状になっており
ホテイアオイ丸出しなので、
奇妙奇天烈な雰囲気がなくなるのと同時に水槽内の光が遮断されます。
更に一度水上化した葉は戻ることはないと言われており。
水上化した場合は葉を落とし
茎の途中から脇芽が出てくるのを待ち
ある程度大きくなったら差し戻ししてください。
ちなみに花はとても美しく
水上葉を10枚ほどつけると花序をつける準備を始めるそうです。
ふしぎなワイルドさが魅力のエイクホルニア・アズレアのご紹介でした。