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2021.04.08
Plants

水草紹介「クリナム・タイアナム」

とても長く伸びる水草のようです。

【クリナム・タイアナム】

学名Crinum thaianum

英名ウォーター・リリー

和名ミズスイセン

別名クリナム・タイアニウム、オニオンプラント

ヒガンバナ科 クリナム属

原産はタイまたはタイ南部

多年生の沈水植物です。

 

 

大手水草ブランドのトロピカ社の水草を入手。

葉身がとても長くなることで有名

4mの記録もあるようです。

水槽下ではいっても1mほどでしょう。

 

 

世界最長か?

と思い調べましたが、

タチアマモと言う日本の水草が10mまでなるそうです。

ただこちらのタチアマモは海水域の水草ですので

淡水では最長有力。

 

 

本種はタイ産ですが多くのクリナムはアフリカ産が多く

中には硬水を好む種類もいるようです。

当店は軟水にこだわりがありますので

あまり気にせず軟水で育成中

問題は見られません。

 

 

属名のクリナムとは「ユリ」または「ユリのような球根」の意味で

タイアナムはそのまま「タイ」という意味です。

ヒガンバナ科なのにユリとは何事か?

本種は基本的には浅い水中で棚引いているようだが

花期が来ると水上でユリのような花を咲かせるところからきているようです。

分類がまだ定かではなかった時、

科もスイセン科(今はない科でスイセン属に訂正)

に分類されていました。

和名のミズスイセンはそのころの名残のようです。

 

 

 

〈アクアーチカとタイアナムの葉〉

 

 

クリナムだと有名なのはアクアーチカです。

本種はアクアーチカの波打った葉とは違い

葉が素直で、5cmまでにもなる大きな「鱗茎」が特徴です。

〈ぷっくりと玉ねぎやらっきょを髣髴とする鱗茎〉

 

 

ヒガンバナ科の植物には毒があるので

間違って食べないように。

魚には影響はないようです。

でわぁ~

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